五十嵐威暢シリーズ展ーデザインとアートの軌跡ー

CET(Central East Tokyo) とは、かつて東京の中心部であった地域を、デザインやアートの観点から再発見＝創造するための運動体です。この言葉はエリアの名前であり、ムーブメントの呼称でもあります。


CET05会場は、馬喰町駅1番出口を出て、目の前の信号を渡り、50m程歩いたところにあるCET SHOP内です。CET05の会期中は、各所の会場にノボリが立ちます。今年は江戸紫にちなんで、紫色のノボリです。会場を見失ってしまいそうな人は、馬喰町駅で降りて、このノボリを探してみて下さい。千代田区東神田1-2-10　CET SHOP (泰岳ビル) 2F

会場の一階はCETのインフォメーションセンター兼CETショップになっています。店内では、五十嵐氏のカトラリーや作品集、シリーズ展に際して仕様をリニューアルして販売するeki watch / eki clock、そして、JRタワーでの木彫レリーフ展にちなんで発行されるポストカードブックも販売されています。

ショップの2Fは、ACTおよびシリーズ展の展示コーナーです。

店内はボランティアの若者や来場者ですごい熱気です。 [report: 原田一朗]

2005年10月8日 ■五十嵐威暢×三宅理一　－トークイベント－「アート・デザインでまちを元気に！」

当日は立ち見が出る程の来場者が参加されました。まずは五十嵐威暢氏からスライドに沿って、自己紹介、NPO法人アートチャレンジ滝川、五十嵐アート塾、五十嵐威暢シリーズ展の紹介をして頂きました。続きまして、三宅理一氏から、自己紹介、東京下町にアートという出来事をデザインする京町まちづくりプロジェクトや、産官学連携のもとに東京/秋葉原地区における国際的デザイン拠点「Dー秋葉原」構想の説明をして頂きました。

アート・デザインで本当にまちを再生出来るのか？滝川、東京と全く違う地域における具体的な活動を含めトークして頂きました。方法論は違いますが、少しずつアート・デザインでまちは元気を取り戻しつつあるのです！会場の方からの質問にお二人からお答え頂きました。最後に、司会の松葉氏にしめて頂き、五十嵐氏×三宅氏を囲んだ懇親会に！とても勉強になるトークショーでした。 [report: 森博]