作品展
そらの木彫レリーフ展
平面と立体の世界●滝川
平面と立体の世界●東京
ポスターカレンダー展
詩画集展
五十嵐威暢展
 
イベント
木彫モニュメント除幕式
designshop takikawa
五十嵐威暢が語る
コンサート
バスツアー
DVD上映会+トークショー
 
各会場入場者数
 
毎日デザイン賞表彰式
 
提携イベント
CET 2005
飯田善彦+IAS
 
 

JR札幌ー旭川間、千歳空港のすべての駅の券売機の前には、 シリーズ展のポスターと木彫レリーフ展の案内ハガキが置かれています。太郎吉蔵の前には、ジャンボスクリーンも、、、 五十嵐氏の足跡を振り返るDVDを上映してツアー客を出迎えます。 グランドオープニングでは、ここに、館内の模様も映し出されました。

いよいよバスが市内各所へむけて出発。みなさん、リラックスしたムードでツアーは進みます。一番目の会場は、第三小学校でのポスター/カレンダー展です。前の晩の雨が嘘の様に、徐々に天候も回復してきました。廊下を歩き会場へ、廊下には小学生の描いた絵が展示されています。成長の中で徐々に技巧的になっていくが、子供の絵はすばらしい。「滝川という環境に育ったからこそ、こういう絵がかけるのかもしれないね」という五十嵐氏のコメントが印象的でした。
シリーズ展のポスターの横にたつのは、このポスターのデザインをされたグラフィックデザイナーの竹尾香世子さんとご主人のTom Koehlさんです。皆さん思い思いに作品をご覧になっています。数年観に渡るMoMAのカレンダーを一同にあつめ、ゆったりとした展示空間に展示したのは今回が初めてとのことでした。一年分を毎年ほぼ半年かけて製作した力作の数々です。小学生の課外授業で共同製作されたカレンダーののびのびとした表現も印象的です。
おまけですが教室の様子。小さな机と椅子、室内の飾り付け。ツアー全員、自分が幼かった頃に思いを馳せたのではないでしょうか?
さて、会場を写し、滝川市役所へ。今回新たに製作され、滝川市に寄贈された彫刻作品を囲んで五十嵐氏のミニレクチュアがありました。設置したままの状態でいつまでも存在する彫刻ではなく、歳月の中で風合いが変化したり、冷暖房にさらされて形状が変わって行く様な存在感を大事にしたいとのご説明がありました。
薄いフィンランドバーチの木片を、お琴の弦にも使われる糸で結わえて造形されたこの彫刻は、滝川の皆さんとともに、森の中の木の様にたえずその存在感を変化させていくのかもしれません。
この後、ツアーは
designshop takikawaのオープニング
美術自然史館での平面と立体の世界の展示
クリエーションギャラリーG8大迫氏、五十嵐氏のトークショー
太郎吉蔵グランドオーニング記念詩画集展
太郎吉蔵グランドオーニング記念コンサート
へと続きます。詳細は各イベントレポートへ。
ツア−2日、一ノ坂公園で五十嵐氏が合流、皆で記念撮影をしました。
 
 
つづいてアルテピアッツァ美唄へ。山は紅葉に色づき、あと一週間程度で雪が降ります。 天気も持ち直し、とても澄んだ空気のなかで会場を散策。アルテピアッツァ美唄では、職員の伊東奈美さんにこれまでのいきさつをご説明いただきました。
モエレ沼公園では、キタバランドスケープ斎藤さんよりご説明がありました。
 
JRタワー展望室T38にて木彫レリーフ展を見学、解散。

[report: 原田一朗 photo: 猪股裕一、原田一朗、羽田麻子]