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長年ロサンゼルスを活動拠点としていた五十嵐威暢 (デザイナー・彫刻家) は、昨年、日本に拠点を移し、本格的に活動を開始しました。それは“アートとデザインによる故郷、北海道滝川市の都市再生”というテーマに向かい、氏が数年前にスタートさせた「五十嵐アート塾」が契機になっています。現在、「五十嵐アート塾」はこのテーマ実現のために設立されたNPO法人アートチャレンジ滝川 (A.C.T.) の中心的活動へと発展しております。
その活動の象徴的な拠点とするべく滝川市の歴史的石造建築物である「太郎吉蔵」の改修工事を進めてきましたが、この10月、グランド・オープニングを迎えることになりました。
そこでこの記念すべき時に合わせ、五十嵐の初期から現在までの足跡 (グラフィック及びプロダクトデザイン、彫刻を中心としたアート) を展望する作品展とイベントを企画しました。故郷滝川市に札幌と東京を加え、計10カ所の会場で6種類の作品展と5種類のイベントを10月から12月にかけて開催します。これらは開催地のみならず、主旨、展示内容、規模等にも敢えて変化を持たせており、デザイナーから彫刻家へと活動分野を広げ国際的な活動を続けている氏の業績を辿り、人間、五十嵐威暢を理解する貴重なシリーズ展になるものと確信しております。
これら作品展とイベントの会場、展示内容、その他関連する情報は、当サイトにて閲覧いただけます。また、各会場にはシリーズ展のガイドブックも準備しております。芸術の秋に旅を楽しみながら多くの方々にご高覧ならびにご参加頂ければ幸いです。 |
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2005年10月
五十嵐威暢シリーズ展実行委員会
実行委員長 臼井 幸彦 |
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