2018年06月26日

こもれび

滝川市のhotel miura kaenのロビーに作品2点を設置しました。

ホテルはロビーエリアをはじめとして客室40室を全改修し、さらに60室を一部改修するなどしています。 改修計画は飯田善彦建築工房さんです。

写真の作品は「こもれびシリーズ」と呼んでいる合板作品で、サイズは3mx2.3m。対流によって回転します。

こもれびの横壁にテラコッタ作品も設置しました。

この作品に近いものがGINZA SIXのオフィスタワーへ行くロビー階にあります。

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2018年04月26日

増毛駅の彫刻「テスミヌスへの願い」


photo by 窪田映子



JR北海道留萌線のかつての終着駅「増毛駅」が2016年の廃駅後100年前の姿を元に生まれ変わり、彫刻「テスミヌスへの願い」を設置する機会を得て記念式典に参加しました。
故 高倉健さんの映画「駅(STATION)」のロケ地としても人気の高い増毛駅。周辺には、ニシン漁が栄えた当時を偲ばせる建築や、名産の甘エビに日本最北の酒蔵「國稀酒造」など、この地ならではの観光名所があります。


photo by 双葉工業社 小林貞佳




photo by 萩原純敬




photo by 双葉工業社 小林貞佳

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2018年04月06日

TAKENOBU IGARASHI: DESIGN AND FINE ART

五十嵐威暢の書籍が、2018年5月1日、ニューヨークのGRAPHIS社より出版されます。
デザインジャーナリストの臼田捷治氏が五十嵐にインタビューし、デザイナーとして、アーティストとしての仕事を丁寧に紐解いたテキストを英訳し掲載。また、世界の注目を集めることとなった1970〜90年代のデザイン作品から、ごく最近のパブリックアートまでを数多くの写真によって綴った大型本の英語版です。

TAKENOBU IGARASHI: DESIGN AND FINE ART

Takenobu Igarashi: Design Legend
Pre-order and Pay only $35


Retail price: $70
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●  Free digital copy with purchase of the hardcover book.
●  Order by Monday, April 16th, 12 PM EST to take advantage of this offer.


Tak is a designer whose design work seamlessly transcends into Art.
Kit Hinrichs, Designer & Principal, Studio Hinrichs

Tak Igarashi is unquestionably one of this century’s greatest designers.
B. Martin Pedersen, Publisher & Creative Director, Graphis
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2016年04月21日

ARTFORUM

ロンドンを本拠として活躍する芸術家のマガリ・ロイスが、米国の美術専門誌、ARTFORUM (March 2016)で、彼女のベスト10を発表した。本人とは面識はないのだが、その2番目に五十嵐威暢のアルミニウム・アルファベット彫刻(1983)を選んでいる。
現在、世界が注目するアーティストなので嬉しい。

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Magali Reus
London-based artist Magali Reus is the recipient of the 2015 Prix de Rome for the visual arts. Her work has recently been the subject of solo exhibitions at SculptureCenter in New York, the Hepworth Wakefield in West Yorkshire, UK, and the Westfälischer Kunstverein in Münster, Germany.

TAKENOBU IGARASHI, “ALUMINUM ALPHABET,” 1983
The Japanese graphic designer is a contemporary proponent of the axonometric alphabet, used in the early twentieth century by members of De Stijl and the Suprematists alike. In the 1980s, he translated hand-drawn typographic forms into brushed-aluminum objects studded with hardware that, while rigorously precise, feature mysterious interplays of shadow and form. A wonderful example of this was the sculpture he produced in 1990 for Nike’s Air Max 180 shoe campaign, though it was only ever shown as a photograph. Igarashi’s works from the ’80s are fetishistic and tender, but they harbor at their core the futurist aspirations of a culture obsessed with the possibilities of robotics.

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2016年03月18日

ルーチェ・アルテ「ムクムク」

北海道新幹線の新駅である新函館北斗駅にルーチェ・アルテとして手吹きガラスとLEDによる新しいステンドグラスの作品を制作しました。過去のステンドグラス作品の枠を破り、矩形や円の額縁から解放された新たな挑戦で、珍しいものと自負しています。原画制作には、いつも通りに即興性と偶然性を取り入れました。谷口吉生さん設計の秋田市中央図書館(1982)以来の私にとって2作目の大きなステンドグラス制作となりました。

JR北海道のニュースリリースページ

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eki clock 再生産

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eki clockは、札幌駅の東西コンコースにそれぞれ1点ずつ設置されています。モデルとしたのはスイスの駅時計。スイス国内のすべての駅に、大小3000点が設置されていました。ウォッチやクロックも生産されており、1980年代初頭、アラン・フレッチャーさんが愛用されていたウォッチを見せてもらった時に初めてその存在を知りました。シンプルで明快で強く優しいデザインは、スイス人デザイナーのハンス・フィルフィカーさんが1944年に手掛けられたもの。偶然にも私の生まれた年です。札幌駅の時計をデザインしたことをきっかけに、スイスの駅時計にならって、クロックとウォッチを開発しました。

designshop(こちらでeki clockをご購入いただけます。)

Category: Design

2016年03月17日

PARCO PART3のロゴ

パルコ・パート3のロゴの仕事はインテリアの監修をした倉俣史朗さんからの依頼でした。翌日にはデザインが出来上がっていたと思います。当時のパルコはTVコマーシャルが石岡瑛子さん、広告が浅葉克己さん。パート3の広告は戸田正寿さんがロゴを一杯に使った新聞全段のオープン告知広告をつくってくれました。
東京を訪れた外国人デザイナーの多くが訪れるスポットだったため、パート3のロゴはまたたく間に世界に知れ渡りました。
ロンドンのデザイン集団『TOMATO』は、このロゴを元に新しい作品を生み出し発表しています。

『TOMATO』結成25周年を記念しての展覧会(渋谷パルコにて 2016年3月12日~4月3日)

parco

Category: Design

2016年03月16日

Cooper Hewittのコレクション

1981年にアメリカの国立デザインミュージアム・クーパー・ヒューイット(ワシントンDCのスミソニアンのデザイン部門でマンハッタンにある)から手紙が届いて、立体アルファベットの小さな版画2点がコレクショに収蔵されました。その後もたびたび連絡があり、現在、版画、ポスター、プロダクトなど15点の作品が収蔵されています。そして、最近、美術館のホームページで一部の作品についてテキストと音声で解説がされるようになりました。35年間、絶え間なく充実への努力を続ける美術館に敬意を表したい気持ちです。

Cooper Hewitt

<記事の日本語訳>

進展の最中

「アメリカ西海岸のグラフィックデザイナー」は、五十嵐威暢がウェストコーストのグラフィックデザイナーを日本の読者に紹介する出版物を促進するため、1975年にデザインしたポスターである。特集されているデザイナーの名前のイニシャルを立体的で彫刻のようなアルファベットで表現することによって、そのシンプルな構図に遊びの楽しさが加わっている。また、ウェストコーストの穏和な気候と陽気なオプチミズムを呼び起こす明るい配色は、アメリカのデザイン界に対する好奇心をそそう。

実に1975年は、五十嵐が後に彼のトレードマークとなる透視図法を使ったレタリングを探査し始めた年だ。彼の最初の試しみはアイデア紙130号の表紙である。同年のウェストコーストのポスターと比べると表紙のアルファベットははるかに単純で形も塊である。ラインホルド・ブラウン・ギャラリーのロバート・K・ブラウンは五十嵐の表紙のアルファベットの取り扱い方がロシアの前衛デザイナー、エル・リシッツキーが1922年にデザインしたブルーム紙(Broom)の表紙に著しく似ていることを指摘している。

ブラウンによると、字体の持つ装飾的要素に対する五十嵐の強い関心は、文字の実験的な用法を試みた1920年代のヨーロッパの前衛芸術運動と関連しているとのことだ。当時のグラフィックデザイナーにとって文字はただの実用的なコミュニケーションの道具であった反面、多くのキュービストや未来派、及びダダイストの画家たちは表現の要素として文字を用いた。

しかし決定的なのは、五十嵐はただ過去のモダンアートとデザインにおいて確立されたヴィジュアルランゲージを固守しているだけではないことだ。彼のウェストコーストのポスターは、単純な字体に複雑な構造を与えることによって装飾性を増し、実際にヴィジョンの拡張を達成している。また、彼の文字の展開はこの二点の作品に限らずこの先どんどんと発展していく。MoMA に依頼されたカレンダー・シリーズは五十嵐がどこまで文字の再発明を突き進んで探究したかを明らかにしている。

多くの意味で、彼のカレンダー作品は字体とかタイポグラフィーという言葉では表現できないほど複雑なイラストレーションである。初期の字体の化身との差異は著しい。

例えば1989年7月のカレンダーの数字は豪華な建築物あるいは遊園地の図面のようである。複雑で入り込んだ、かつ精密に描かれたディテールは見る者の想像力を掻き立て、いろいろな観点から数字を観賞することができる。実際、数字の建築構造の真っただ中に入ることまで想像できるくらいだ。

五十嵐が1980年代に文字の立体的なフォルムを追求していった結果、彫刻家として新たなクリエーティヴ・キャリアを打ち出したことは不思議ではない。 その後の作品が物語るように、彼のウェストコーストのポスターは確かにデザイナーとしての創造的転機であったと言えるだろう。彫刻的なアルファベットの構造は四次元の空間を示唆し、その後の制作活動の基盤となっている。五十嵐のアルファベットは従来のタイポグラフィーの限界を飛躍して進展していったのだ。

野見山さくら/Cooper Hewitt
2016年2月11日提載

Translation by Naoko Metzler

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Category: Design

2016年03月15日

サントリーホール30周年を迎えて

サントリーホールのロゴをデザインして30年。「響」という漢字を元につくられていますが、これを立体化したホール正面の彫刻の他に4カ所に連作としての小彫刻が設置されています。ホールに行かれたときに捜してみてください。

30周年を記念して「響」の彫刻のイラストによるTシャツをはじめとして、新しいオリジナル商品がショップで販売されます。

サントリーホール開館30周年記念事業

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2014年12月18日

インタビューレポート

テラコッタ作品を制作する際にお世話になっている滋賀県信楽町の大塚オーミ陶業による『彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~』と題した全3回のインタビューレポートが公開されました。

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第1回

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第2回

彫刻家・五十嵐威暢 ~ つくることは、生きること ~ 第3回

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